生産年齢人口の35%が初等教育「未修了」
2019-05-17


16日付伯字紙によると、ブラジル地理統計院が生産年齢人口(15歳以上)の35%は初等教育を修了していないとの調査結果を発表しました。初等教育は6〜14歳の児童を対象に9年間行われており、日本の義務教育(小・中学校)に相当します。

 初等教育を修了していない人が多いのは北部と北東部地域。同統計では、アマゾナス州やパラー州の生産年齢人口44.1%、バイア州、マラニャン州、セアラー州では同38.7%が初等教育を修了していませんでした。南部のリオ・グランデ・ド・スル、サンタ・カタリーナ、パラナ3州では34.0%、ゴイアス州などの中西部では33.5%、サンパウロ、リオ両州の南東部では29.2%でした。

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