リオのバスは今夏、空調無しで走る
2020-10-26


ブラジルメディア25日付報道によると、リオデジャネイロ市内を走るバスは夏の高温時期になってもエアコンをオフにして、窓を開けて走ることになります。リオ市運輸局は、車内を新型コロナウイルスで汚染させないための処置と話しています。

 リオ市内を走るバスは現在4,987台あり、そのうちの80%程度はエアコンが装備されています。今夏はこのエアコンは使用されず、窓やハッチを開けたまま運行されます。リオデジャネイロ運転手組合も、これに同意しています。同組合の機関紙によると、コロナの流行が始まってから139人の運転手が感染し、41人が死亡しています。

 バスの中には窓が開かない車両もあり、そうしたバスはエアコンが使用されます。市運輸局は「これらのバスの空調機器は四六時中清掃を行い、車内を清潔に保つ努力をする」と説明しています。

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